ビルメンに転職しようと情報を集めると「ビルメンは系列系がオススメ」だとか「仕事が楽なのは独立系だよ」など色々な情報で溢れかえっています。
今回は系列系と独立系ビルメン会社の違いや、現役のビルメンがなぜ系列系をオススメするのかなどの理由をもとにお話ししていきます。
ちなみにビルメンズは「系列系ビルメン会社」に勤務しています。

「系列系ビルメン」のメリット・デメリットについて語るよ!
転職活動を始める前に一度この記事に目を通していただけると自分が求めている会社が、系列系なのか独立系なのかがはっきりしてくるかと思います。
系列系ビルメン会社とは、「親会社」があること!

簡単に説明すると、系列系ビルメン会社とは「親会社」が存在することです。
大きな企業になると自社の建物やビルを子会社を作って自社グループに管理させる仕組みを作っているところが多く、外部委託よりも融通が効き、コストも軽減できるからです。(そのため出向社員が多いです)
例えば不動産系なら親会社が不動産会社となります。不動産会社なのでビルや建物をたくさん所有しているため、その建物を管理するのが系列系ビルメンです。
- 三井不動産ファシリティーズ
- JR東日本ビルテック
- アサヒファシリティズ
- 東急コミュニティー
- 大林ファシリティーズ etc..
系列系会社は、親会社に模した企業名が多いためわかりやすいです。
系列系をオススメする理由【メリット・デメリット】

私も転職するときは「系列系ビルメン」を中心に求人活動を行っていました。実際に系列系ビルメンとして経験して感じたメリット・デメリットを書き出していきます。
お給料が高めに設定されている
大手企業の子会社ということもあってお給料は独立系よりも数万円高く設定されていることが多いです。独立系で未経験なら月給16万円なんて求人はざらです。
「ビルメンになりたいけど、お給料もそこそこ欲しい..」という方は、独立系ではなく、絶対に系列系ビルメンになった方が賢い選択といえるでしょう。

福利厚生がしっかりしている
お給料自体は親会社とはベースが違いますが、基本的な福利厚生は親会社に準拠されているため年間休日が120日以上あったり、住宅手当や夏季休暇があったりします。
ビルメンって明け休みがあるけど、年間休日が100日しかないところとかもあるので転職する際は注意してください。だいたいの系列系は休日数も多いです!

経営が安定している
大企業の子会社のため、親会社の経営が大きく傾かない限り倒産するような心配はありません。また突然契約を打ち切られるようなこともないので現場を転々とするような働き方もないため腰を据えて仕事をすることができます。
独立系の場合は、入札に負ければ「今年度で撤退することになった」なんてこともあるみたいですね。せっかく現場で覚えた仕事もふいになるのは嫌ですね。
合コンで少しだけモテる(オマケ)

大手企業の名前を冠しているのでそういうのが好きな女性にはモテたりします。(なお、年収はそれほど高くない模様)
系列系ビルメン会社のここが嫌だ!
事務仕事が多い
親会社がいるため、工具や事務用品を購入するために稟議書の提出を毎回求められます。仕方がないことですが小さなことでもお伺いを立てる必要があるので正直にいうと面倒くさいです。
またトラブルなどが発生したときも簡単な一次対応は行いますが、その後は専門業者を手配し修理をしてもらうことが多いです。そのため未経験から系列系ビルメンに入社した場合スキルがあまりつかないといわれています。
管理職にあがれない?
防災センターにいるビルメンを統括するセンター長がいます。系列系ビルメンの会社の多くは親会社からの出向者が就任していることが多いです。
そのため転職してきたビルメンはいくら努力してもなかなかその地位に就くことが難しいとされています。いくら仕事ができてもそこだけは越えられないのかも。
系列系と独立系、どっちがオススメなの?

独立系ビルメンとして働いたことがないので分かりませんが、給料や福利厚生などの観点から見ると、系列系ビルメンの方がオススメだと言えます。
先ほどデメリットとしてあげたことよりも圧倒的に享受するメリットの方が多いため、仕事に嫌気がさしたりしたことが1日もありません。
独立系で入社して経験や資格を取得してから、系列系ビルメンに転職するといったルートも王道みたいです。自分も入社する前に戻れるならそのルートを通りたいですね。
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